2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のキャストが続々と発表されました。
2020年の東京オリンピック開催の前年の放送とあって、オリンピック熱と共にドラマへの期待も高まりますね!
今回は、魅力あるキャストやリレー形式の主役、そして、のん(能年玲奈)さんの出演はあるの?など、調査しました。
2019年大河ドラマ「いだてん」について
脚本は、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」を手掛けた宮藤官九郎さんです。
そして、音楽は「あまちゃん」のオープニングテーマや「潮騒のメモリー」などを手掛けた大友良英さんが担当します。
演出は井上剛さん、制作統括は訓覇圭チーフプロデューサーが担当するなど「あまちゃん」スタッフが集結するので、そこにも期待が集まりますね!
また、大河ドラマで近現代史をテーマにするのは、1986年「いのち」以来33年ぶりとなるそうです。
若い世代の方々にとっては、初めて見る近代の大河ドラマになるので、斬新さも話題になりそうです。
<あらすじ>
まだ“スポーツ”という言葉すらなかった時代。
マラソンの金栗四三と陸上短距離の三島弥彦、たった2人の選手から、日本のオリンピックが始まりました。
1912年に初参加した「ストックホルム大会」では、金栗は日射病で失神、三島も外国人恐怖症で大惨敗します。
そこから、持ち前の根性で“スポーツ”を猛勉強し、1936年の「ベルリン大会」では、水泳の前畑をはじめとし金メダルを量産します。
スポーツ大国へと成長し、念願の「東京オリンピック」招致を勝ち取りますが、時代は太平洋戦争に突入しオリンピックどころではなくなってしまいます。
敗戦から立ち上がり、1964年、ついに「東京オリンピック」を実現するまでの激動の52年間が描かれます。
主役は、 “オリンピックに初参加した男”金栗四三(かなくりしそう)を中村勘九郎さんが、“オリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばたまさじ)を阿部サダヲさんが演じます。
W主演のお2人が、前半部分を中村勘九郎さん、後半部分を阿部サダヲさんが、主役をリレーします。
聖火リレーになぞらえて、1人で達成できなかった夢を後輩に託し、東京オリンピックの招致、出場へと繋いでいく…。
戦争と政治と景気に振り回された“知られざるオリンピックの歴史”が描かれます。
ちなみに、大河ドラマで、主演が複数人になるのは、2000年の「葵 徳川三代」以来となるそうです。
2019年大河ドラマいだてんキャスト陣の紹介
中村勘九郎さん
”日本で初めてオリンピックに参加した男“ 金栗四三
俊足で知られる仏神「いだてん(韋駄天)」と呼ばれるくらい足が速かった金栗四三。
マラソンの予選会で当時の世界記録を塗り替え、ストックホルムオリンピックに出場しますが、日射病で失神してしまいます。
4年後のオリンピックは戦争により中止となり、教師となって夢を後身に託し、多くの弟子を育てます。
箱根駅伝を創設し「マラソンの父」と呼ばれる人物です。
中村勘九郎さんの大河ドラマ出演は、2004年の「新選組!」以来2度目となります。
阿部サダヲさん
“日本にオリンピックを呼んだ男” 田畑政治
病弱で泳がないけれど水泳をこよなく愛し、指導者として多くの水泳選手を育成するなど、日本水泳の礎を築きます。
新聞記者をしながらオリンピックに魅了され、組織委員会事務総長として東京オリンピックの開催を実現する、情熱とスポーツ愛に溢れる人物です。
阿部サダヲさんは、宮藤官九郎さんと同じく「大人計画」に所属しています。
「あまちゃん」に出演できなかったことを当時は寂しがっていましたが、今回の「いだてん」に出演できるなら(あまちゃんに)出なくてよかった、コメントされているのは、阿部サダヲらしいですね。
綾瀬はるかさん
“金栗四三の妻” 春のスヤ
熊本の医師の娘で、金栗の幼なじみ。
太陽のような明るさで、オリンピックに突き進む金栗を癒し支えます。
生田斗真さん
“金栗四三の盟友” 三島弥彦
父が警視総監、兄が日本銀行総裁という名家に生まれます。
東京帝国大学のトップエリートでありスポーツも万能で、金栗と共にストックホルム大会に出場します。
杉咲花さん
“三島家に仕える女中” シマ
三島弥彦のよき理解者であり、やがてスポーツの魅力に目覚めます。
女性のオリンピック出場には大きな壁があった時代ですが、金栗の元で女性スポーツの先駆者へと成長していきます。
永山絢斗さん
“東京高等師範学校の後輩” 野口源三郎
金栗の後輩であり、マラソン選手としてオリンピック予選会に共に出場します。
アントワープ大会では主将として出場を果たし、現役引退後には、大日本体育協会の理事として日本のスポーツ振興に貢献します。
勝地涼さん
“東京高等師範学校の同級生” 美川秀信
金栗と幼なじみの同級生。教師になる夢を挫折し落ちこぼれますが、どこか憎めない愛嬌のあるお調子者です。
役所広司さん
“金栗四三の恩師” 嘉納治五郎
金栗が通った東京高等師範学校の校長で「日本スポーツの父」と呼ばれる講道館柔道の創始者。
アジア初のIOC委員となりオリンピック初参加に尽力し、日本選手団団長を務めました。
ビートたけしさん
“落語の昭和の大名人” 古今亭志ん生
本名・美濃部孝蔵。「座っているだけですでに面白い」と言われた「落語の神様」。
借金から逃げるために17回の改名と引っ越しを繰り返したと、真実か噺か分からない伝説があります。
ドラマの「語り手」も担当します。
橋本愛さん
“浅草の遊女” 小梅
明治時代の東京名所「浅草十二階」を根城とする遊女。
構造と共に浅草を生き抜き、熊本から上京したばかりの金栗にも声をかけます。
2019年大河ドラマいだてん脚本家宮藤官九郎について
クドカンの愛称で知られる宮藤官九郎さんは、松尾スズキさん主宰の劇団「大人計画」に所属している脚本家です。
2000年の「池袋ウエストゲートパーク」をはじめ、「木更津キャッツアイ」「流星の絆」「ゆとりですがなにか」など、多数の作品を手掛けています。
テンポの良いストーリー展開や、細かい部分にまでこだわったセンスのある会話劇の面白さなど、独特の世界が魅力ですよね。
クドカンさん目線で描かれるオリンピックが、どんなストーリーになるのか興味津々ですね。
2019年大河ドラマいだてんに、のん(能年玲奈)出演の可能性は?
「あまちゃん」でヒロインを演じその後もブレイクを期待されていた、のん(能年玲奈)さんですが、所属事務所「レプロンエンターティメント」の契約トラブルのため、ほとんど見かけなくなりました。
主役の声優をされた2016年のアニメ映画「この世界の片隅に」は、国内外で高く評価されていますが、メディアには表立ってほとんど登場されていませんよね。
「いだてん」では、脚本家のクドカンさんをはじめ、製作スタッフ、勝地涼さんやピエール瀧さん、橋本愛さんや松尾スズキさんらが出演します。
チーム「あまちゃん」がこれだけ集結するので、もちろん、のんさんの出演もあるのでは⁉と期待しちゃいます!
さらに、クドカンさんはご自身の連載コラムなどで度々のんさんの話題を出すなど気にかけているとも報じられています。
SNSでも、のんさんの出演を期待する声が寄せられています。
事務所問題など大人の事情はあるのでしょうが、やはり、のんさんの出演を期待したいです!
2019年大河ドラマいだてん舞台となる場所について
前半部分の主人公である金栗四三は、熊本県玉名郡和水町の出身なので、
出身地近隣での撮影もあるかもしれませんね。
あ~~はやく六華苑行きたい~😂
そういえば!
六華苑は来年2019年の大河ドラマ「いだてん」のロケ地にもなってるで~✨
年明けはみんなで大河ドラマ見よな😚❤️
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桑名フィルムコミッション「いだてん」撮影の様子
🏠 https://t.co/c0K0TIkNoR
1月6日(日)夜8時~NHK大河ドラマ「いだてん」スタート✨ pic.twitter.com/FqQq5cj3ML— くはな いな🔥桑名ご当地萌えキャラ (@kuhanaina) 2018年12月19日
先週の熊本旅行で泊まった玉名温泉。お庭がきれいで癒された。来年の大河ドラマ「いだてん」のロケ地にもなっています。主人公の金栗さんの故郷。 pic.twitter.com/inwerWi0y0
— Roset/つれび工房 (@tu_rebit) 2018年12月17日
おわりに
大河ドラマと言えば、戦国時代や幕末などが多いですが、「いだてん」は時代背景が近現代史だったり、W主役でリレー形式となるなど、最近の大河ドラマとは一味も二味も違う大河ドラマになりそうですね。
さすがクドカン!面白くならない訳がない!と期待してしまいます。
そして、あまり描かれることがなかった、オリンピックやスポーツに対して貢献してきた人物の歴史を知ることができるのも楽しみです。
大河ドラマは、毎回楽しみなのですが、いつも以上にどんな大河になるのか、ワクワクが止まりません!!